ご挨拶

 日本地域看護学会第19回学術集会を2016(平成28)年8月26日(金)~27日(土)に自治医科大学(栃木県下野市)にて開催させていただくにあたりご挨拶を申し上げます。

 本学会は、地域看護学の学術的発展と教育・普及を図り、人々の健康と福祉に貢献することを目的に1997(平成10)年に創立されました。2014(平成26)年には一般社団法人となり、第19回学術集会は、法人化後の2回目の大会となります。

 テーマは「地域特性に応じた看護のマネジメントとリーダーシップ」といたしました。団塊の世代が後期高齢者となる2025年、さらに続いていく人口減少と超高齢社会を乗り越えていくために地域包括ケアシステムの推進が求められています。また、20世紀末から今世紀に入り、幾多の自然災害や感染症等の健康危機に見舞われていますが、地域における健康危機管理が益々、重要になっています。この様な状況を踏まえて、本学術集会では、地域で行われる看護を地域特性に応じて、どのようにマネジメントしていけばよいのか、また、わが国が直面している課題に対応するヘルスケアシステムを整え、マネジメントしていくために、地域看護の教育・研究・実践に携わる者はリーダーシップをどのように発揮していくことが必要となるのか、これらの手掛かりや展望を見出すことを目指したいと存じます。

 そのために、一般演題はもとより、様々な側面からテーマに迫るべく、特別講演および教育講演を設けるとともに、これまでの成果や課題を踏まえた上で、これからの展望を描くことができるよう、シンポジウムやワークショップを企画いたしました。また、学会員以外の方々にも参加していただき、より活発な討議や交流が図れるよう自由集会も企画しました。

 会場となる自治医科大学が所在する栃木県は、世界遺産である日光の社寺、飛鳥時代や奈良時代からの古い歴史を持つ数々の名湯、皇室の御用邸もある那須高原など、歴史と文化、美しい自然、多彩な食などの魅力にあふれています。学術集会を機会に足を伸ばしていただければと存じます。

 多くの皆様のご参加を、事務局一同、心よりお待ち申しあげております。

日本地域看護学会第19回学術集会 学術集会長
春山 早苗 
(自治医科大学看護学部 教授)

学術大会事務局

自治医科大学看護学部
地域看護学
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